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赤ちゃんのドーナツ枕はいつから?新生児には危険なのか解説

赤ちゃんのドーナツ枕はいつから

赤ちゃんの頭のゆがみや絶壁が気になったときに、ドーナツ枕を検討するパパやママは多いですよね。

「無理なく頭の形を丸くしたい」と考えると、いつからドーナツ枕を使うべきかは重要なポイントです。

新生児にとってドーナツ枕の危険はゼロではないものの、注意して使えばやさしく赤ちゃんの頭をサポートできます。

この記事では、ドーナツ枕を使う時期や、月齢別のおすすめ商品を紹介します。

赤ちゃんの安全を第一に、頭のゆがみを対策してあげましょう。

目次

ドーナツ枕とは?頭の形を整えるのをサポートする役割

赤ちゃんのドーナツ枕は、頭の形を整えることを目的に使用される枕です。

枕の真ん中にくぼみがあるため、頭のゆがみや向き癖、絶壁などが気になる赤ちゃんをサポートしてくれます。

具体的に、以下の悩みを持つ赤ちゃんのパパやママに選ばれています。

  • 後頭部が絶壁で丸くない
  • いつも右(左)ばかり向いている
  • 頭の形が左右非対称

頭のゆがみの原因に挙げられるのが、「出産時の圧力」や「赤ちゃん自身の向き癖」です。

頭の形を治す方法としては「ヘルメット治療」が有名ですが、できるならば無理なくドーナツ枕で改善したいと考える方もいるでしょう。

医師や専門家の中ではドーナツ枕の賛否が分かれているものの、実際に使った人からは効果を感じている口コミも多くあります。

ドーナツ枕を検討しているなら、赤ちゃんにとって安全であることを第一に「ドーナツ枕をいつから使うか」「どの枕を選ぶか」を考えてみてください。

赤ちゃんのドーナツ枕はいつから使える?

赤ちゃんのドーナツ枕は、新生児から使えます

商品によって対象年齢は異なりますが、新生児から使用できる枕も多数販売されています。

一般的に、新生児や低月齢の赤ちゃんは、背骨がC字にカーブしているため枕は必要ありません。

ただ、ドーナツ枕の目的は「頭のゆがみを整えること」なので、早めに使い始めなければ効果を感じづらいです。

赤ちゃんの頭の形は、生後6~12ヶ月頃に固まってくると言われており、それ以前であればゆがみが改善されやすくなります。

ドーナツ枕は1歳未満で使い始める子が多いため、低月齢から使用できる商品が豊富です。

  • 新生児から使える
  • 生後3ヶ月頃(首すわり)から使える

これらの記載を確認して、月齢に合った枕を選んでください。

逆に頭のゆがみが気にならない場合は、低月齢からドーナツ枕を使う必要はありません。

通常のベビー枕は、1~2歳頃から準備してあげましょう。

ドーナツ枕が新生児に危険といわれる3つの理由

ドーナツ枕が新生児に危険と言われるのには、3つの理由があります。

それぞれを解説します。

うつぶせになったときに窒息しやすい

新生児にとってドーナツ枕は、うつぶせになったときに窒息する危険があります。

ベビー布団やマットレスと比べて、ドーナツ枕は柔らかいので顔が埋もれやすいです。

何らかのはずみで枕が鼻や口を覆ってしまうと、たちまち呼吸ができない状態になります。

新生児の赤ちゃんは寝返りができないため、うつぶせになっても自分では元に戻れません。

乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因としても、うつぶせ寝による窒息は挙げられるので十分な注意が必要です。

パーツを誤飲・誤嚥するリスクがある

ドーナツ枕は、可愛らしいデザインや装飾の商品も多く、選ぶのが楽しいですよね。

一方で、赤ちゃんの顔や手の周りにパーツがあると、誤飲につながる危険があります。

ペットボトルのキャップくらいの大きさのパーツであっても、新生児は喉に詰まらせることが考えられます。

取れたり口に入ったりしやすい装飾はないか、確認をしてから使いましょう。

首に負担がかかる可能性がある

新生児に合わない枕を使うと、首に負担がかかる場合があります

「頭の形を整える」「吐き戻しを防ぐ」などの理由がなければ、1歳未満の赤ちゃんに枕は不要です。

高い枕などを使うと自然な寝姿勢が取れず、逆に安眠できない可能性も。

傾斜でバランスを崩す危険もあるので、合わない枕は避けることが大切です。

ドーナツ枕を安全に使うためのポイント

ドーナツ枕を安全に使うために、以下の4つのポイントを確認しておきましょう。

順番に解説します。

日中を中心に使う

赤ちゃんのドーナツ枕は窒息の危険があるため、低月齢のうちは日中を中心に使うのがおすすめです。

うつぶせになったり、枕が顔に被さったりしても、すぐに気づければ事故は防げます。

もちろん夜に使うのも禁止ではないので、赤ちゃんの月齢や動ける範囲などに応じて使う時間を決めましょう。

赤ちゃんがうつぶせから自分で体を仰向けに戻せるようになれば、枕で窒息するリスクはやや小さくなります。

シンプルなデザインを選ぶ

ドーナツ枕を選ぶときは、余計な装飾やパーツがないシンプルなデザインがおすすめです。

「可愛い枕で寝ている赤ちゃんの写真が撮りたい」と考えるママもいますが、安全性が一番大切です。

誤嚥につながるパーツは避け、機能性を重視しましょう。

赤ちゃん向けの素材にこだわる

赤ちゃんのドーナツ枕は、素材にこだわった商品がおすすめです。

寝心地の良さにこだわったドーナツ枕は、赤ちゃんにとっても快適に過ごせます。

枕カバーはコットン100%など、デリケートな肌に触れても安心な素材が人気です。

また、赤ちゃんは大人よりも汗をかきやすいと言われており、枕本体は通気性がよいものを選びましょう。

月齢に合った高さや硬さを選ぶ

ドーナツ枕は、商品によって対象月齢が異なります

赤ちゃんの月齢に合った高さや硬さを選ぶことで、窒息や首への負担のリスクを減らせます。

またドーナツ枕に期待する「頭の形を整える」点においても、ぴったりのサイズがおすすめです。

【月齢別】赤ちゃんにおすすめのドーナツ枕はエスメラルダ

ドーナツ枕といえば、日本製のエスメラルダが有名です。

エスメラルダは、累計販売数100万個の赤ちゃん用ドーナツ枕やベビー用品などを扱うブランドです。

ドーナツ枕の人気のシリーズを紹介します。

シリーズ対象月齢
エスメラルダのドーナツ枕
スタンダード
新生児から
1歳ごろまで
エスメラルダのドーナツ枕
呼吸する枕
新生児から
1歳ごろまで
エスメラルダのドーナツ枕
クラシック
首すわりから
1歳ごろまで
エスメラルダのドーナツ枕
インサート付き
首すわりから
1歳ごろまで

エスメラルダのドーナツ枕は、「新生児から」と「首すわりから」の2つの月齢に分かれています。

どちらの月齢の枕も1歳ごろまで使用できるため、使い始める時期によって選びましょう。

「スタンダード」「クラシック」はシンプルなドーナツ枕で、「呼吸する枕」「インサート付き」は左右の高さ調節ができます。

左右のどちらかに向き癖がある赤ちゃんには、高さ調節機能が付いたドーナツ枕がおすすめです。

ドーナツ枕のよくある質問

ドーナツ枕のよくある質問に答えます。

ドーナツ枕で絶壁や向き癖は治る?

ドーナツ枕は医療用の商品ではないため、絶壁や向き癖が治ることは医学的に証明されていません。

一方で、利用した人からは「頭部が丸くなってきた」「使ってよかった」との声も多くあります。

頭のへこんでいる部分が圧迫されないよう、赤ちゃんの寝方をサポートする役割と捉えましょう。

ドーナツ枕はいつまで使う?

ドーナツ枕は、頭の形が定まってくる1歳頃まで使う子が多いです。

対象年齢内であれば、いつからいつまで使ってもよいので、赤ちゃんの成長や頭の形を見ながら止めるタイミングを決めましょう。

ドーナツ枕を使っても頭のゆがみが治らないときはどうする?

ドーナツ枕を使って家で対策をしても頭のゆがみが改善されない場合は、病院で診てもらいましょう。

やや気になる程度のゆがみであれば、1ヶ月検診や3・4ヶ月検診のタイミングで相談するのもおすすめです。

ドーナツ枕はいつから使えるかまとめ

ドーナツ枕は「新生児」と「生後3ヶ月」から使える商品が多くあります。

低月齢の赤ちゃんは睡眠時の窒息や誤嚥の危険性が高いため、ドーナツ枕を使うときは普段より注意深く見守ってください。

1歳頃までに頭の形は固まるので、ゆがみが気になったら早めの対策がおすすめです。

必要に応じて医師に相談しつつ、赤ちゃんの頭が丸くなるようにサポートしましょう。

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