枕を使わないイケメンの芸能人やスポーツ選手が、少数ながらいることをご存知でしょうか。
大谷翔平選手は幼少期に枕を使っていなかったことが知られていて、「枕を使わないとイケメンになれるのか」気になりますよね。
この記事では、枕を使わないこととイケメンの関連性や、枕なしで眠る芸能人・スポーツ選手を紹介します。
枕を使わない問題点や枕選びのポイントについても解説するので、自分に合った寝姿勢を見つける参考にしてみてください。
枕を使わないとイケメンになれるのは本当?
「枕を使わないとイケメンになれる」と言われる理由は、以下の2つです。
注意すべきなのは、「枕を使わないこと」は合う人と合わない人がいる点です。
誰しもに当てはまるとは限らないことに注意して、イケメンとの関連性を見ていきましょう。
寝姿勢が良くなるケースがあり睡眠の質が上がる
一般的に、枕は頭と首を支える役割があり、リラックスした質の高い睡眠のために重要です。
ただ、中にはどの枕を使っても合わないと感じて、むしろ枕がない方が眠りやすい人もいます。
自分に合わない寝具で眠り続けることは、熟睡できないだけでなく、肩こりや姿勢の悪さにも繋がります。
合わない枕を使わないようにすると、睡眠の質や姿勢が良くなり、イケメンに近づける期待ができるでしょう。
枕と肌の摩擦がなくなり美肌になれる
イケメンへの近道として肌の綺麗さは重要で、最近ではメンズスキンケアの需要も高まっています。
肌が弱い人は、枕の汚れや摩擦によって肌荒れを起こすこともあります。
肌へのダメージとなる枕の使用をやめることは、美肌になれるチャンスです。
使っている枕が合っている人は、肌荒れの原因となる枕カバーを清潔に保つのが重要です。
自分に合った枕や寝具を選ぶことは、イケメンになるために必要と言えるでしょう。
枕を使わないイケメン芸能人やスポーツ選手
枕を使わないイケメン芸能人やスポーツ選手を紹介します。
彼らは少数派ですが、どのような理由で使っていなかったのか見ていきましょう。
大谷翔平(プロ野球選手)
メジャーリーガーの大谷翔平選手は、幼少期に枕を使っていなかったことが知られています。
花巻東時代のトレーナー・小菅智美氏は、大谷選手の背骨が柔らかい点に注目し、小さいころに枕を使わないで寝ていた習慣ではないかと推測しています。
通常、背骨はカーブになったり、左右に曲がったりしているもの。ねじれていたらうまく動きません。翔平は枕を使わなかったからか、背骨は真っすぐ。全ての関節がスムーズになっている。だから動作の中でキレイに反ることができるのでしょう。
引用:日刊スポーツWBC
大谷選手の背骨の真っすぐさが、選手としての活躍とイケメンらしいスッとした立ち姿勢に表れているのでしょう。
ちなみに、大谷選手は大人になってからは枕を使っています。
現在の大谷選手が愛用しているのは、寝具メーカー「西川」のマットレスと枕です。
「西川」は老舗メーカーで、睡眠の質を高める寝具が揃っています。
大谷選手はイメージキャラクターとして西川のCMや広告に起用されているだけでなく、西川と「睡眠コンディショニングサポート契約」を結んでサポートを受けています。
枕を使う派の方は、大谷選手の愛用メーカーの商品をチェックしてみましょう。
松村北斗(SixTONES)
SixTONESの松村北斗さんは、2024年のTV出演時に「枕を使わない」と発言しています。
松村さんといえばSixTONESの中でも長身のイケメンで、俳優としても人気が高いですよね。
松村さんが枕を使わない理由は、「枕がないほうが快適」とのことです。
普段、どんな枕を使っているのか聞かれた松村は「相性の良かった枕が合わなくなり、いろいろ巡って、枕は使っていない。枕がない方が肩・首回りの疲労が少ない」と告白。
引用:東スポWEB
番組内で専門家から「枕はあったほうがよい」と指摘されていたものの、「捨てちゃった」と言って笑いを誘っていました。
枕を使わないメリット
枕を使わないことには、以下の3つのメリットがあります。
それぞれを見ていきましょう。
快適と感じる人もいる
一般的には、枕を使用は質の高い睡眠につながりますが、枕がない方が快適と感じる人もいます。
枕を使わない人は、以下の特徴に当てはまることが多いです。
- 寝具(マットレス)が柔らかい
- 後頭部に丸みが少なくフラット
- 寝返りが少ない
寝具(マットレス)が柔らかいと、枕がなくても頭や首が安定しやすい状態です。
また、後頭部がフラットで丸みが少ない人も「枕がない方が快適」と感じるケースがあります。
横向き寝の場合は、左右に寝返りを打つ回数が多くなりますが、仰向けのままで寝返りが少ない人も枕を使わない特徴に当てはまります。
うつぶせ寝がしやすい
枕を使わないと、うつぶせ寝のときに呼吸がスムーズになるメリットがあります。
特に柔らかい枕では顔が沈んで、呼吸がしづらくなる人もいるでしょう。
一方で、枕なしでうつぶせ寝をすると首が痛くなるリスクもあり、個人差が大きいともいえます。
うつぶせ寝が好きな方は、うつぶせ寝用の枕を検討するのもおすすめです。
不調の改善のきっかけとなる
合わない枕を使わないことで、不調の改善につながります。
枕が合わないと、以下の不調が起こりやすいです。
- 睡眠の質が落ちる
- 首や肩が痛い
- 頭痛
合わない枕を使っていると、朝起きたときにぐっすり眠れた感覚がなかったり、首や肩が痛いと感じたりするケースがあります。
頭痛やめまいにつながる人もいて、見過ごせない問題です。
枕を使わないことで、これらの不調を改善するきっかけになる人もいるでしょう。
ただ、枕がない方が寝やすいと感じるのは、「単に枕が合っていないだけ」という可能性もあります。
枕を使わないデメリットも確認した上で、使用をやめるか、自分に合う枕を探すか検討するのがおすすめです。
枕を使わないデメリット
枕を使わないデメリットは、以下の4つです。
順番に解説します。
身体が痛くなりやすい
枕の役割は、頭や首を支えて身体の負担を小さくすることです。
枕を使わないと首や肩に負担がかかり続けるため、身体や頭が痛くなるケースがあります。
首が不自然な方向を向いたり、筋肉が緊張したりすることも、身体に余計な負荷がかかってしまいます。
首の自然なカーブを作れるよう、身体に合った枕を選びましょう。
寝返りが打ちづらい
枕を使わないと、睡眠中に寝返りが打ちづらくなります。
首の可動域やマットレスとの摩擦の問題で動きにくく、同じ姿勢が長時間続いてしまいます。
寝返りには、以下の効果があります。
- 身体の圧迫を避ける
- 身体の熱を逃がす
ずっと同じ姿勢で寝ていると、身体の圧力が一部に集中するため血液循環が悪くなります。
動かないで寝ていることは「熟睡できている」と思われがちですが、寝返りは自然と起こる生理現象です。
また、背中など身体の熱を逃がす役割もあり、枕で寝返りをサポートすることは大切です。
いびきの原因になる
枕を使わないことは、いびきの原因となるデメリットがあります。
いびきは、睡眠中に気道が狭くなり起こることが多いです。
枕の高さが合っていないと、以下の原因となります。
枕が低い | 口呼吸になる |
---|---|
枕が高い | 気道が閉じる |
枕が低かったり枕を使わなかったりすると、仰向け状態で口呼吸になりやすいです。
顎が上がると息が吸いにくいため、いびきにつながります。
逆に枕が高すぎても気道が閉じてしまい、こちらもいびきの原因になります。
顔がむくむ
枕を使わないイケメンはいますが、逆に顔がむくむ危険があります。
頭の位置が心臓より低くなると、頭に血液や水分が溜まりやすくなるからです。
顔のむくみは枕だけが原因でなく、塩分やアルコールの摂りすぎ、生活習慣なども影響します。
寝起きに顔のむくみが気になる方は枕が低い可能性があるため、自分に合う高さの枕を使いましょう。
快適な枕の選び方
自分にぴったりな枕を選ぶときは、以下の確認が重要です。
2つのポイントを紹介します。
高さ
枕の高さが合わないと、首や肩に負担がかかったり、寝姿勢が悪くなったりします。
高めか低めか迷ったら、体格をポイントにしましょう。
枕の高さ | おすすめする人 |
---|---|
高め | 男性 がっしり体形 |
低め | 女性 細身の体形 |
がっしり体形の男性は高め、細身の女性は低めの枕を使うとフィットしやすいです。
それでも枕の高さが合わずに悩んでいるなら、プロに見てもらうか、高さ調整ができる枕を検討しましょう。
硬さ
枕は硬さによって、寝心地やフィット感が変わります。
どちらが良いかは好みによる部分もありますが、以下のポイントも参考になります。
枕の硬さ | おすすめする人 |
---|---|
硬め | 首や肩の不調あり |
柔らかめ | 寝心地を重視 |
首や肩に不調があるなら、しっかりサポートできる硬めの枕がおすすめです。
一方で柔らかめの枕は、包み込まれるような寝心地が得られます。
自分にとって快適と感じる素材や、寝姿勢が取れる枕を選びましょう。
枕を使わないイケメンについてまとめ
枕を使わないことにはメリットとデメリットがあり、大切なのは自分に合った枕を使う(または使わない)ことです。
大谷翔平選手や松村北斗さんのようなイケメンが「枕を使わない」と聞くと、枕なし睡眠に興味を持つ人もいるでしょう。
実際は、専門家の多くが睡眠時の枕の使用を推奨しており、枕なしで寝ている人は少数派です。
今の枕が合わないと感じている方は、「硬さ」と「高さ」を意識して枕選びに活かしてくださいね。